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必殺仕事人2009スペシャルの感想
まあ、言うまでも無く酷いわけだが、何が酷いって、脚本と演出。

脚本の駄目なところを挙げればキリが無いが、まずテンポが悪すぎる。ただでさえ無駄な間が多いし、コントも面白みが無く中途半端だし、これが2時間続くってのが地獄。
大体、コント部分の意味が無いんだよね。ちょっとおかしな上司、田中様や怖い妻と姑にいびられる主水みたいに、ある種の世相を反映したコントじゃないし、かと言って、仕置人の赤フンドシやひかる一平をストーカーする玉助みたいなある種の良い意味でのケレン味でもない。加世と主水、壱のような物でもない。

興味を持続させる、ところどころの急展開や見せ場という物も無い。単にダラダラと話が進行しているような状態。
しいて言えば、妻の薬のために恵比寿屋主催の会合に乗り込んだ男のシーンがあるが、これは逆に不味い。乗り込んで、何の罪も無い孫娘の喉元に刃物を突きつけた時点で、悪者に同情する余地を与えてしまう。明らかに男の自業自得を感じさせる流れで、後になっていくら恵比寿屋がいかにも悪いというような演出入れたところで無駄。ってか、あの孫娘って何の意味があったの?恵比寿屋を悪人と見せる効果を減らす効果しかない(別に長屋を壊す理由なんてほかにも色々作れるしな)。

沢村だって、住人皆殺しがあった後に恵比寿屋の誘いに乗るんじゃなくて、その前に恵比寿屋の誘いに乗らせておいて、土壇場で裏切るの方が(武装解除も、恵比寿屋が仕事をしやすくするための罠だったとか)、よっぽど悪人らしく、死んだ時の爽快感が大きくなるのに、中途半端な悪人で終わるから、トリで殺されても中途半端な感じしかしない。何やら強い剣客っぽい設定も、主水との違いを見出せない不意打ちのせいで、中途半端感に拍車がかかる。悪人達に悪人らしからぬような中途半端さな部分を持たせて何の意味があるの?リアリティの追求や、悪人にも家族がいるんだと仕事人に対する罪悪感させる材料でも無しに。

松岡の、幼馴染の死で仕事を貰いに!ってのも弱いしな。正義感に惹かれていたのに土壇場で裏切られた幼馴染が一命を取り留めて復讐とか、あるいは、死ぬ直前に松岡に・・・ とか、もしくは沢村を殺すのが松岡ならまだ良いのに、そこで「はい、終わり」で、松岡と沢村に何の接点も無いんじゃ、意味が無い。結局、ある意味今回一番、時間を割いたような沢村と幼馴染のシーンが全て時間の無駄。

そして2007で、あちこちで仕事人は正義の味方じゃねえよ、と言われたせいか、今回は「殺しは手を汚すことなんだ」と主張しすぎて、逆にくどい。最後の川で手を洗うシーンはテンポ崩してまで入れるのに必要なシーンだったか?

で、枝葉末節、どうでも良いようなことへの辻褄合わせは変に時間割いてまでやって、「やべ、後期高齢者問題を上手く江戸時代に当てはめた俺の脚本家としての才能が恐ろしい」とか思って他の肝心な部分に力を入れなかったんじゃないの?これだって、医療問題や立ち退きを無理やり複合させたせいで何だか焦点がぼやけているような感じだったし。

演出は、特に殺陣での陰影の使い方は、2007と比べてだいぶ良くなったものだけれども、例えば、頼み人のシーンとかはコントラストが強すぎて、明らかにセット感丸出しで、何これ?だよ。頼み人の切実さが、コントみたいなセットのせいで台無しだよ!しかも、情報屋のお菊の演技がただでさえ「う~ん」なのに、中途半端なエコーかけて、余計に駄目にするってなぁ。

沢村とクノイチの海での会話も、違和感を感じさせるCG使ってまで、江戸城を写す価値ありました?と。

殺陣のシーンも、殺し技については良くなったし(相変わらずからくりの必要性は感じさせないが)、先述の陰影と合わせて大分向上した感はある。が、松岡の殺しの順序は変だろ。
普通、筆を回して刃を出すかっこつけるシーンをやってから対象を捕まえて殺すべきなのに、対象を捕まえてからかっこつける(それも中途半端に長い)から違和感が強い。たったそれだけの順序の違いで台無し。
からくり屋の殺し技は良いんだけど、いかんせんCGが違和感を出してて。。なんか世にも奇妙な物語見てる感じ。


そんなこんなで脚本と演出が酷すぎた。
非難対象になるだろうと思ってた役者は、2007よりも良くなって許容範囲にあったから、なんか余計に残念だ。特に茶髪の演技力が大幅に向上していたのには驚いた。あくまで前回との比較だし、前より露出が減ったせいだけかも知れんが。でも良くなった、と思ったら、「アッー!!」で台無し。やっぱダメだな(苦笑)
松岡は無理してまで声を出したところで違和感を与えるだけだから止めとけば良いのに。東山は軽さが軽減した気がしたが、やっぱり、殺陣については、主水と違いを出さないとキツいな。御大が卑怯な手を使うんだから、初期の御大や激突の朝右衛門みたいな正攻法的な殺陣をやれば良いのに(無論、暗殺者という前提でのだが)。

総じて、脚本と演出がよくなれば、そこそこ良くなるんじゃないか?と思った。ホント、2007からは良くなったわ。あくまで2007との比較だけど。
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テーマ:必殺シリーズ - ジャンル:テレビ・ラジオ

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感想
まずタイトル、江戸時代なのに2009はないだろう 笑 もっと考えてほしい。そして仕事人の3人、ともにジャニーズで綺麗どころ、カブり過ぎ。個性が相殺されてる。藤田まことがいなければ仕事人ブランドを名乗ってはいけないのか?新しく立ち上げたからにはもうお役放免でよいのでは。6月まで放送するよと公言しているが何でもかんでも管理している現代は味気ない。昔は時代劇など全何回とあらかじめ決めたりせず、やれるだけやる(笑)みたいなスタンスだった。そうやってみろ。
【2009/02/21 03:39】 URL | 時代劇は必殺です #- [ 編集]


コメントどうも。
そうですね、どうせ1話完結なんだからなお更、伸ばすなり何なりの都合がしやすいだろうとは思いますね。そもそも、時代劇に限らず、日本のドラマは短すぎると思いますが(当たった場合はともかく、失敗した場合のリスクを過大視しているせいかな。)。
これで必殺シリーズに需要があるとわかったら、それで別シリーズを間に挟んで、そっちはジャニを登場させないという旧来の飛び石式でやってもらいたいです。

まあ5話やって、何か主人公たちよりも、ゲストの方が良くて大分良くみえる気がします。
【2009/02/27 02:03】 URL | EULE@管理人 #6JUq7uOE [ 編集]


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